日本古来の民家の良さを生かし現代に残す　民家再生工房　～有限会社繁森建設～

次々とミンチのように壊されて行く古い家をいつも見ながらどうにか壊さずもう一度甦らせることは出来ないものかと日々考えていたある日、建築材を宣伝する新聞が送られて来ました。
何気なくその新聞に目をやると、とても小さい文字ではありましたが、とても大きな言葉を見つけました。
その言葉とは、『古民家は、磨けば光る宝物』と書いてありました。
古い家を甦らせたいと悩み続けていたものを、たった１０文字程度で語れる素晴らしい言葉で何年も探していたのはこれだと思いました。
私はこの言葉に元気付けられ活動を開始した。
私の再生方法は、全てとは言いません乾式工法で新建材も使うこともありますが、先人達が考えた日本に昔からある日本の風土に合った施工方法でできる限り再生したいと思っています。。
たとえば、竹で小舞を組み、土壁を塗り付け、仕上げに珪藻土を塗り、天井は日本材の無垢の板を張り、床材も可能な限り合板を使わず無垢の床板を使って再生すること。。
あえて新建材に包まれ科学物質のこもった家に住む必要はないと言うこと。
だから空気の良い古民家でみなさんにもっともっと長生きして欲しいです。
甦らせた古民家で人間も甦り長生き出来る、とても良いことだと私は思います。